こんにゃくができるまで
1年の流れ
- 植え付け 初夏の5月中旬に畑全体の除草をし、芋用の畝をつくります。昨年に収穫し、半年間乾燥保管している芋「3年もの」から順に植え付を始めます。
- 生育管理 生子の畑には籾殻を撒き、葉が開いたらボルドー液(有機野菜でも使われている消毒液)を噴霧をします。また順次、根腐れ病・葉枯病防止の対策をし、状況に応じて畑全体の除草を行います。
- 収穫 秋になると、やがて芋が倒れ始めていきます。一つ一つこんにゃく芋の状態を見定めながら収穫となります。
- 保管 「こんにゃく製造用」「3年もの」「2年もの」「生子」に分け、半年間乾燥保管します。
- 商品化 こんにゃく製造用芋は、用途にあわせて煮物用・さしみ用とそれぞれの製造方法に分かれます。生芋を擦って水と合わせ糊状にし茹でたものは、さしみこんにゃくに。芋を茹でてから天然水と合わせて糊状にしたものは煮物用こんにゃくになります。